- 「医療法人社団 圭成会 湘南矯正歯科クリニック」ウェブサイト
顎関節症を予防するスプリント治療からの矯正治療で見た目だけではなくあと戻りの少ない矯正治療を提供
歯列矯正後に気をつけなければならないのがあと戻りの問題です。あと戻りしてしまう原因はいくつかありますが、その中の一つに「不正咬合」が挙げられます。
不正咬合とはかみ合わせに問題がある状態のことです。現代人は硬いものをよく噛んで食べる機会が少なく、軟食が中心となっています。その影響としてかみ合わせが悪くなったり、顎関節症になったりするリスクも上がっていると考えられます。かみ合わせに異常があると、力を入れて噛んだときに奥歯からきしむ音がしたり、食事のときに不自然な噛み方をしないと食べ物を噛み切れなかったりします。
スプリントは歯科治療で使われる装置で、上下の歯の間に装着する透明なプラスチック製の装置です。スプリント治療によって、あごの位置を正しい位置に導くことができます。かみ合わせの不正も修正され、顎関節症による痛みを軽減する効果もあります。あごが正しい位置に移動することで顔の見た目にも変化が現れ、より美しく改善できます。
スプリント治療を歯列矯正の前に行うことで、無駄な力をかけずに均等に噛むことができるようになり、矯正後の歯並びも長持ちできるのです。
成長期にスプリント治療を行うと、あごを正しい位置に導きながら成長を促すことができます。あごや歯のズレをなくし、健康なかみ合わせになるサポートが可能です。せっかくの矯正治療を美しく長持ちさせるために、スプリント治療を先に行っておくことは高い効果があります。